ドライブレコーダーを付けると自動車保険は割引になる?

ドライブレコーダーを付けると自動車保険は割引になる?

頻繁にあおり運転のニュースが報道されることもあり、ドライブレコーダーを車に付けている方が増えています。ドライブレコーダーを付けると自動車保険が割引になるのかという質問を頂くことがあります。

ドライブレコーダーを付けると自動車保険は割引になるのでしょうか?ドライブレコーダーを付けることによる自動車保険へのメリットについて解説します。

ドライブレコーダーを付けると自動車保険は割引になるのか?

結論から申し上げますと、ドライブレコーダー(ドラレコ)を付けてもノンフリート契約(所有・使用自動車が9台以下)の自動車保険に割引はありません。

割引がない理由は、ドライブレコーダーの装着によって保険金の支払いが削減される効果を検証できる十分なデータがないということのようです。

ノンフリート契約にドラレコの割引はないのですが、法人のフリート契約(所有・使用自動車が10台以上)向けには、ドライブレコーダー装着による割引制度を導入している保険会社があります。

ただし、割引の適用には保険会社指定のドライブレコーダー装着が条件の場合があり、ドラレコを借りるのに月額使用料が必要なケースがあります。

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ドライブレコーダーを付けるメリットとは?

ドライブレコーダーを付けても自動車保険(ノンフリート契約)に割引はありませんが、下記のような間接的なメリットがあります。

 

ドライブレコーダーの映像は示談交渉に使える

ドライブレコーダーで記録した事故映像は、事故の状況を証明する証拠として示談交渉時に利用することができます。

自動車事故では、事故の当事者間で言い分が食い違うことがありますので、ドラレコの映像があることで、示談交渉が長期化することを防ぐ効果が期待できます。

実際にドラレコの映像で、当初の過失割合が変わるという事例もあります。

 

当て逃げ犯を特定できる可能性

ドラレコに駐車監視モード(パーキングモード)が付いていれば、外出先の駐車場で当て逃げされたケースでも犯人のナンバープレートが確認できる可能性があります。

当て逃げの犯人が特定できれば、最悪、当て逃げ犯が自動車保険に加入していなかったため、損害を賠償してもらえず、ご自身の自動車保険(車両保険)を使うことになってもノーカウント事故となります(車両無過失事故に関する特約がセットされていることなどが条件)。

 

安全運転を心掛けるきっかけになる

また、自分の運転が記録されているという心理から安全運転意識が向上するという利点もあります。

安全運転意識が向上し、事故が減れば、自動車保険を使うことが無くなり、自動車保険の割引が進むという間接的なメリットがあります。

 

 

ドライブレコーダーをレンタルできる自動車保険がある?

保険会社からドライブレコーダーをレンタルできる特約がある自動車保険もあります。

ただし、ドライブレコーダーをレンタルするのに、特約保険料が月850円程度かかります。年間で1万円以上もかかりますので、ドライブレコーダーが欲しいだけであれば、保険会社に借りるよりも購入した方が安くなります。

自動車保険でドラレコをレンタルするメリットは、事故時に保険会社に自動で通報したり、事故時に位置情報や事故映像を自動で保険会社に送信するなどです。

上記の内容にメリットを感じないようであれば、レンタルするよりも自動車用品店などで購入することをおすすめします。

 

 

まとめ

ドラレコを付けてもノンフリート契約(所有・使用自動車が9台以下)の自動車保険料が割引になるという直接的なメリットはありませんが、事故映像を示談交渉時に活用できるなどの間接的なメリットがあります。

また、ドライブレコーダーをレンタルできる自動車保険もありますが、有料の特約を自動車保険にセットする必要がある点には注意が必要です。